- 2019/12/08 更新
症例:トレーニング中に発生した首の痛み
来院前日にジムで懸垂をしていた際に首の後ろの筋にピキッとした痛みを感じたとのこと。
その時は軽い痛みはあったが、そんなに気にならなかったので、そのままトレーニングは継続。
帰宅後から徐々に痛みが悪化し、
来院日に起床した際に首が痛くて、小さな動きでも痛みが強く出て、
服の脱ぎ着も困難な状態でのご来院。
この方のケースではおそらく懸垂の際に、首の後ろの部分の筋繊維が切れたものと思われます。
そのこと自体による痛みは大きなものではありませんが、
こういったケースでよくあるのが、
傷ついた繊維を身体が守ろうとして周囲の筋肉をガチガチに固める「筋性防御」という状態になります。
周囲の筋肉が固まることで、
首を動かすことに対し強い痛みが発生するようになります。
今回のケースはそれの典型的なパターン。
マッサージ施術で首肩背中を広範囲にマッサージし、
周囲の大きな筋肉が固まった状態を緩和させ、
鍼で傷ついた筋肉とその周囲の小さな筋肉の深い部分にアプローチ
施術終了後は痛みはほとんど消え、
頚の可動域も回復し、「着替えが難なくできるようになった!」とお喜び頂くことができました。
頚の寝違えなどは痛みが出る過程はまた違うものですが、
状態や症状は似たものになっていて、
基本的には同じような流れの施術で改善を図ります。
急に発生した痛みや、なかなか改善しない痛みにお悩みの方
ぜひ当院にお越しください。