• 2017/01/13 更新

ぎっくり腰

Athliv. sports massage  Directorの室賀です。

 

今年のお正月は暖かかったわけですが、
今週末からは随分と冷え込む様ですね。

 

例年この時期にご紹介などで初来院なさる方で多く見受けられるのが
「ぎっくり腰」です。

冬のみではなく、逆に真夏の時期にも「ぎっくり腰」でのご来院が増えてくるのですが、
このケースではエアコンの冷房が原因になっていることが非常に多い印象を受けます。

 

 

「ぎっくり腰」というものには実は定義がありません。

 

腰椎ヘルニア、椎間関節症、筋・筋膜性腰痛、変形性脊椎症、脊椎すべり症、靭帯損傷などなど
神経、関節部、筋肉・筋膜、靭帯それらに何らかが原因となる形で、
腰痛にはいろいろなケースがあるワケですが、

「ぎっくり腰」というのはこれらの腰痛の急性症のものの総称にあたります。

要はヘルニアであれ、すべり症であれ急性の強い腰痛を一般的に「ぎっくり腰」と称しています。

 

 

そんな「ぎっくり腰」ですが、

重い物を中腰で持とうとした、洗濯物を干す際にかがんだ姿勢から体を起こそうとした、
トイレで用を足して立とうとした
など日常生活の中で発症することが多いワケですが、

こういった腰痛で今の時期に発症するものとして一番原因になってきやすいのが、

筋肉・筋膜由来のケース名前もそのまま
「筋・筋膜性腰痛」であると経験的に感じております。

 

最終的には一回の動作が誘引となって「ぎっくり腰」が発生してしまうのですが、

実は前兆としてそれ以前から周囲の筋・筋膜が固まっている、
冷えで血行が悪くなっている
が元々の原因となっています。


「ぎっくり腰」になったらマッサージをしてはいけない
耳にされたことがある方こもおられるかとは思いますし、


炎症を強く伴う本当にひどいケースでは安静にしておくことが最良となるケースもありますが、

 

「ぎっくり腰」におけるマッサージで一番よくないのは痛みを強く感じる腰部にゴリゴリと強いマッサージをするのは
ダメですね。。。

 

 

問題となっている周囲の筋・筋膜の動きをよくしたり
周囲筋とのバランスを改善させることで痛みが大きく和らいで
日常生活を支障なく過ごせるようになるケースは多々あります。

 

 

とは言いましても
「ぎっくり腰」は本当に辛いものです。。。

 

なってしまった場合にもそれなりの対処方はありますが、
一番はぎっくり腰になる前の段階で手を打っておくことが一番です。

 

腰に違和感を感じておられましたら、
「ぎっくり腰」が発症する前にマッサージなどで腰部や周囲のマッサージを受けておくことをオススメ致します。

 

筋肉・筋膜の動きを滑らかにし、
周囲筋とのバランスを調和させ、
血行を改善させる

スポーツマッサージの最も得意とする範疇であると思います。

 

 

銀座3丁目
Athliv. sports massage